職場の研修会、そのテーマは・・・

 さて、今日は仕事は休みでしたが、職場の老人ホームの研修会ということで、夜に行ってきました。1時間ほどで終わりましたが、そのテーマは「見取り介護」そのなかでも今回は、まさに入所者さんがなくなった瞬間の「湯灌(ゆかん)」について実習を行いました。
 難しい言葉ですが「湯灌」をウィキペディアで調べてみると「葬儀に際し遺体を入浴させ、洗浄すること。簡易には遺体を清拭することで済ませる場合もある。故人が男性の場合はその際に髭を剃られ、女性の場合は死に化粧が施される。」つまり、亡くなったご遺体を綺麗に拭いて、着替えを行い、なるべくきれいな姿でご自宅に戻っていただく、という作業。ご自宅で亡くなられた場合などは葬儀業者が行うでしょうが、老人ホームではまずこの湯灌を看護師が中心となり、介護員も手伝って行います。
 今回は、ベッドにひとり寝てもらい、その両脇から二人の介護員が、消毒液で体を拭く(実習なのでマネをする)・T字帯を着ける・(本来はここで鼻や口などに綿を詰める)・和装寝間着に着替えさせる、といった作業を実際に行いました。他にも、酸素ボンベの使い方や、ノドなどでゴロゴロ言っている痰を取る「サクション」という機械の使用法を学びました。